2019_10_18

泣きすぎて、何かが錆びてしまいそうになることがある。遅くまで残ってとぼとぼと1人で帰っていたら、どんどん後ろから追い抜かされてしまった。どうしても寝たかった夜はいつも決まって眠れなくて、夜と夢の間で溺れているみたいだった。

 

どうして息苦しさを抱えて生きているんだろうか。布団にさえ潰されて眠る日々が、呼吸をする意味を奪った。やることは山のようにあるのに、ひとつもやりたくない。満たされない。中途半端に泣けもしなくて、心とは裏腹に満たされてしまっている腹に罪悪感を覚えるし、どこに向かえばいいんだろう。

 

楽しかった日の夜を思い出して眠ろう。

明日は満たされると信じて眠ろう。